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アブストラクト

Title (3) アトピー性皮膚炎
Subtitle 特集 今こそ知りたい! JAK阻害薬 適応の拡大を追いかける & 免疫系に強くなる JAK阻害薬の効きどころ, 使いどころ
Authors 小亀敏明, 椛島健治*
Authors (kana)
Organization 京都大学大学院医学研究科皮膚科学 *教授
Journal 薬局
Volume 76
Number 2
Page 238-242
Year/Month 2025 / 2
Article 報告
Publisher 南山堂
Abstract 「Key Points」 ●JAK阻害薬の登場により, アトピー性皮膚炎の病態を司るサイトカインを論理的に標的とする治療が可能となった. ●しかし, 特定の患者群では, 分子生物学的見地からは予期できなかった有害事象の発生も報告されている. / ヤヌスキナーゼ(Janus kinase: JAK)は, アトピー性皮膚炎(atopic dermatitis: AD)を始めとする炎症性疾患において, 種々のサイトカインの受容体の直下でシグナル伝達を行う重要な因子であることが明らかとなった. その後JAK阻害薬のADに対する大規模臨床試験において, 同疾患に適応のある生物学的製剤デュピルマブに並ぶ良好な治療成績が示され, 有力なAD治療薬として市販されるに至った. 一方, 2021年9月に米国食品医薬品局(FDA)がJAK阻害薬の一つであるトファシチニブにおいて, 重症な心疾患をはじめとする種々のリスクの可能性を指摘した.
Practice 薬学
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に1,243円(税込) です。