アブストラクト
Title | 01 女性ホルモン製剤 (月経異常・避妊に関する治療薬) |
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Subtitle | みえる! わかる! 婦人科・産科・女性医療のくすり 第2部 婦人科疾患・女性医療と薬物療法 |
Authors | 藤田由布 |
Authors (kana) | |
Organization | レディースクリニック サンタクルス ザ シンサイバシ 院長 |
Journal | 薬局 |
Volume | 76 |
Number | 4 |
Page | 596-605 |
Year/Month | 2025 / 3 |
Article | 報告 |
Publisher | 南山堂 |
Abstract | わが国では, 避妊や, 月経・月経周期にまつわる不調の改善を目的として, 卵胞ホルモン製剤・黄体ホルモン製剤(配合剤を含む)が使用されています. ここでは, 低用量ピル(OCおよびLEP製剤), 中用量ピル, 緊急避妊薬(アフターピル), 子宮内避妊具に分けて, それぞれの作用・使いどころと使用時の注意点を解説します. 「低用量ピル」近年のわが国では, オンライン診療などの普及もあり, 低用量ピルを服用する女性が増えつつあります. 経口避妊薬として世界で初めて承認された低用量ピルは, 1960年に米国で発売されたEnovid(TM)です. わが国では約40年遅れて1999年に経口避妊薬(oral contraceptives: OC)が初めて承認されました. 2015年時点での先進国29ヵ国における低用量ピルの平均服用率は22.4%である一方, わが国の服用率は2018年時点で2.9%ときわめて低い服用率でした. |
Practice | 薬学 |
Keywords |
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