アブストラクト
| Title | 心不全 心不全に対する薬物療法で, QOLは改善するのでしょうか? |
|---|---|
| Subtitle | 特集 薬物治療のエビデンスを散歩する おさらい & アップデート |
| Authors | 青島周一 |
| Authors (kana) | |
| Organization | 医療法人社団徳仁会 中野病院 薬局 |
| Journal | 薬局 |
| Volume | 77 |
| Number | 1 |
| Page | 50-97 |
| Year/Month | 2026 / 1 |
| Article | 報告 |
| Publisher | 南山堂 |
| Abstract | 心不全治療に関する主要なランダム化比較試験(RCT)では, 心不全入院と心血管死亡の複合アウトカムを一次エンドポイントに設定することが多い. しかしながら, 心不全患者が入院する理由は必ずしも心不全とは限らず, 同エンドポイントが心不全患者の生活の質(QOL)を改善しているかどうかについては議論の余地も多い. 本項では, 心不全患者における患者報告アウトカム(PRO)を評価した主要なRCTを時系列で紹介する. / 「1 心不全入院と心血管死亡を評価することの問題」 心不全治療に関するメタ分析によれば, 全原因入院のオッズを10%減少させるためには, 心不全入院のオッズを36%減らす介入をしなければならない(指針(3)). 心不全入院リスクを4割近くも減らすような薬物療法は存在せず, このような介入の実施は非現実的である. その意味では, 心不全治療に関するRCTにおいて心不全入院というアウトカムを評価することの臨床的重要性は, 必ずしも高いとはいえない. |
| Practice | 薬学 |
| Keywords |
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