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アブストラクト

Title うつ病と不安における抗うつ薬治療
Subtitle 第1特集 向精神薬処方の勘どころ プライマリ・ケア医と精神科医と薬剤師のクロストーク 各論
Authors 香田将英
Authors (kana)
Organization 岡山大学学術研究院医歯薬学域 地域医療共育推進オフィス
Journal 治療
Volume 107
Number 5
Page 574-578
Year/Month 2025 / 4
Article 報告
Publisher 南山堂
Abstract 「Point」うつ病治療では, まず非薬物的介入を優先する. 中等症から重症のうつ病の成人に対して, 2週間以上の症状持続と機能障害の存在を確認したうえで, 抗うつ薬による治療を検討する. 症状に応じて薬剤選択を行う. 不安が強い場合はエスシタロプラム, 意欲低下が目立つ場合はデュロキセチン, 不眠・食欲低下を伴う場合はミルタザピンが検討される. 副作用対策として, SSRI/SNRIでは投与初期の消化器症状と賦活症候群に注意が必要である. QT延長症候群や低Na血症が起こることがあるため, 定期的な心電図・血液検査によるモニタリングが重要である. ミルタザピンでは投与初期の眠気と体重増加に注意が必要だが, 不眠や食欲不振を伴ううつ病患者では, これらが望ましい効果となることもある. 「はじめに」うつ病は世界の疾病負担の主要な要因となっており, 適切な治療介入が重要な疾患である. 最近のネットワークメタ解析では, 21種類の抗うつ薬のすべてがプラセボより有効であることが示されているものの, その効果量は中程度であり, 薬剤間での有効性や忍容性に違いがあることも明らかとなっている.
Practice 臨床医学:一般
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に1,243円(税込) です。