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アブストラクト

Title 高齢者の聞こえに配慮したコミュニケーションの実践
Subtitle 第2特集 難聴高齢者への支援 <報告1>
Authors 古山陽子
Authors (kana) こやまようこ
Organization YMCA訪問看護ステーション・ピース 訪問看護師, 老人看護専門看護師
Journal コミュニティケア
Volume 25
Number 14
Page 59-61
Year/Month 2023 / 12
Article 報告
Publisher 日本看護協会出版会
Abstract 聞き間違いへの指摘にストレスを感じ, 会話すること自体をあきらめてしまった難聴高齢者. 困り事を打ち明けてもらえるようになったのは, 「その人らしさ」を丁寧にアセスメントすることで, 信頼関係を築けたからでした. 「難聴」「高齢者」だけにフォーカスしない看護実践について報告します. 「YMCA訪問看護ステーションピース」は, 1996年に訪問看護をスタートし, 全人的なケアをめざし, 在宅で療養する人や家族が安心して充実した生活を送ってもらえるように支援を行っています. 病気を持ちながらも, 最期まで希望した暮らしになるように, 地域のさまざまな職種とチームを組み, "その人らしさ"を大切にしたケアができるよう努めています. 「高齢者の聞こえとコミュニケーション」聴覚機能が低下した高齢者は, 日常生活の中で不便さを感じています. 入野らは, 難聴高齢者はコミュニケーションだけではなく, 社会面, 心理面においても困難を感じており, 難聴がQOLの低下につながっていることを明らかにしています.
Practice 看護学
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に803円(税込) です。

参考文献

  • 1) 入野はるな, 他: 難聴をもちながら施設で暮らす高齢者の思い, 滋賀県立大学人間看護学研究, No.18, p.65-72, 2020.