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アブストラクト

Title 知りたいこと その(2) むせることが多くて, 食事が何度も中断. どうすればいい? 摂食嚥下のメカニズムとポジショニング (姿勢調整)
Subtitle SERIES POTTスキルで解決〜食事ケアの困りごと 看護で食べるよろこびを
Authors 迫田綾子
Authors (kana) さこだあやこ
Organization 日本赤十字看護大学名誉教授, POTTプロジェクト代表
Journal コミュニティケア
Volume 27
Number 5
Page 46-48
Year/Month 2025 / 5
Article 報告
Publisher 日本看護協会出版会
Abstract 「むせの原因」むせは苦しいものです. 繰り返すと食べることが怖くなる人もいます. また, 健康な人であれば気管に入りかけた食物を吐き出せますが, 摂食嚥下障害のある人は激しいむせや誤嚥性肺炎のリスクが高くなります. むせには, 摂食嚥下障害, 食事形態, 食べ方や食事姿勢などが関連するほか, 環境や介助技術など要因は多岐にわたります. 今回は, むせや食事の中断を防ぐ食事ケアの基本的知識として, 摂食嚥下のメカニズムと姿勢や誤嚥の関連について紹介します. 「摂食嚥下と姿勢」摂食嚥下とは, 食べること (摂食) と飲み込むこと (嚥下), つまり口腔内に運び込まれた食物を噛み砕いて咽頭へ送り飲み込む, 一連の協調運動のことです. このメカニズムは「摂食嚥下5期モデル」で表されます. 各期におけるポジショニングの重要性を見ていきましょう. 「1. 食物認知と取り込み (先行期)」人が食物を見て, においを感じ, 食べる準備を始める先行期には, 食欲や認知機能, 意識状態, 姿勢や上肢の運動機能などが影響します.
Practice 看護学
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に803円(税込) です。