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アブストラクト

Title メンタルヘルスケアに組織としてどう取り組むべきか
Subtitle 特集1 コロナ禍における看護職のメンタルヘルスケア 解説2-1 医療機関
Authors 高橋晶
Authors (kana)
Organization 筑波大学医学医療系災害・地域精神医学 准教授 / 茨城県立こころの医療センター 地域・災害支援部長・室長
Journal 看護
Volume 75
Number 3
Page 32-36
Year/Month 2023 / 3
Article 報告
Publisher 日本看護協会出版会
Abstract コロナ禍において看護職など医療者が抱えたストレスを明らかにした上で, メンタルヘルス対策としてセルフケア, ラインケアなどの具体的な方法と, セルフコンパッションについて紹介します. また, コロナの終焉が見通せない中, 組織としてメンタルヘルスケアにどう取り組むべきか考えます. 「はじめに」 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は, 数年にわたり, 日本のみならず, 世界で広域に広がり, 人々の生活に多大な影響を与え続けています. これにより, 人々の人生観と価値観を変えてしまったかもしれません. 本稿の執筆時には第8波が襲来し, 長期化の様相を呈しています. 看護師など医療者は, 新たな変異株の出現と対応に疲弊しています. COVID-19は軽症や無症候が多いため, その感染経路を完全に追うことが困難です. 感染拡大に伴い, 身体面だけでなく, 精神面・社会面への影響が大きく, 人々に不安, 抑うつを生じさせるとともに, 恐怖から社会の分断, 経済の不況, 自殺問題, 治安や国内・国外の政治の悪化を招いています.
Practice 看護学
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に803円(税込) です。

参考文献

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