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アブストラクト

Title 2. 熱性けいれん
Subtitle 特集 私の処方2021 V. 神経・筋疾患の処方
Authors 夏目淳
Authors (kana) なつめじゅん
Organization 名古屋大学大学院医学系研究科 障害児 (者) 医療学寄附講座
Journal 小児科臨床
Volume 74
Number 増刊
Page 1803-1805
Year/Month 2021 /
Article 報告
Publisher 日本小児医事出版社
Abstract 「はじめに」2015年に日本小児神経学会から熱性けいれん診療ガイドライン2015が発行された. 2021年10月現在, ガイドラインの改訂作業を進めている. 熱性けいれんの診療において重要なことは, 熱性けいれんの多くは経過良好であり特別な治療を必要としないことを家族にも説明し不安を取り除くことである. 熱性けいれんの薬物治療は, てんかん重積状態などにおける急性期治療と, 熱性けいれんの再発予防的治療に分けられる. 本稿ではこの2つに分けて, 熱性けいれん診療ガイドライン2015およびその改訂作業で検討してきた内容を含めて記載する. 「I. 熱性けいれんとは」熱性けいれんは, 通常は生後6カ月から5歳の乳幼児において発熱に伴って起こる発作で, 中枢神経感染症や明らかな発作の原因がみられないものとされる. 欧米では人口の2〜4%に熱性けいれんがみられるが日本では8%前後と有病率が高い.
Practice 臨床医学:内科系
Keywords 熱性けいれん, てんかん, ジアゼパム, ミダゾラム, 解熱剤
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に968円(税込) です。

参考文献

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