アブストラクト
| Title | [第3回] 先天梅毒の現状と診療のポイント |
|---|---|
| Subtitle | 連載 感染症Up-to-Date |
| Authors | 伊藤嘉規 |
| Authors (kana) | いとうよしのり |
| Organization | 愛知医科大学医学部 小児科学講座 |
| Journal | 小児科臨床 |
| Volume | 78 |
| Number | 3 |
| Page | 323-328 |
| Year/Month | 2025 / |
| Article | 報告 |
| Publisher | 総合医学社 |
| Abstract | 「要旨」 先天梅毒は, 梅毒トレポネーマが, 胎盤を通過して母体から胎児に感染する多臓器の慢性感染症である. 近年の梅毒罹患者増加の帰結として, 先天梅毒罹患数も増加した. 梅毒を診療する機会の増大に備え, 梅毒・先天梅毒診療に関連する, 診療ガイドライン・手引きが作成・アップデートされた. 近年導入された筋注用ベンジルペニシリンベンザチンにより治療する症例が増えているが, 先天梅毒治療用製剤の一時的な供給停止により, 診療に大きな影響が生じている. 先天梅毒では, 早期治療介入が重要であり, 出生後早期に血清抗体検査や母体治療歴などから母子感染成立リスクを評価し, 出生児を4つのカテゴリーに分けて, ペニシリン製剤による治療導入を判断する. 先天梅毒児は長期予後を確認する必要があり, 梅毒血清反応陽性妊婦からのすべての出生児をフォローアップする. 先天梅毒への対応は, 日本だけでなく, 世界的な課題であり, 不足しているエビデンスを蓄積する努力も必要である. |
| Practice | 臨床医学:内科系 |
| Keywords | 先天梅毒, 母子感染, 診療の手引き, 血清抗体, ペニシリン |
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