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アブストラクト

Title 小児特発性ネフローゼ症候群の新たな治療法
Subtitle 各種難病の最新治療情報
Authors 山田剛史
Authors (kana) やまだたけし
Organization 新潟大学医歯学総合病院 小児科 助教
Journal 難病と在宅ケア
Volume 26
Number 4
Page 47-50
Year/Month 2020 / 7
Article 報告
Publisher 日本プランニングセンター
Abstract 「1. はじめに」 小児特発性ネフローゼ症候群は, 小児慢性腎疾患の中で頻度が高く最も重要な疾患の一つである. ステロイド治療により多くが寛解にいたるが, 再発を繰り返しステロイドによる副作用が問題となる. そのため, 再発予防目的に免疫抑制薬が使用され, 再発コントロールは改善してきている. しかしその多くは薬剤依存性であり長期にわたり療養が必要となる. 「2. ネフローゼ症候群とは」 ネフローゼ症候群とは, 腎糸球体毛細血管障害により高度蛋白尿をきたし, その結果低アルブミン血症から全身性浮腫にいたる病態の総称である. 一つの病気を呼称しているわけではない. 小児ネフローゼ症候群の90%は原因不明の特発性ネフローゼ症候群である. 残りの10%は, 全身性エリテマトーデスやIgA血管炎などの全身性疾患に伴って発症する二次性ネフローゼ症候群である. 本稿では特発性ネフローゼ症候群について解説する.
Practice 医学総合
Keywords
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参考文献