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アブストラクト

Title 多発性硬化症の診断と治療の進歩
Subtitle 各種難病の最新治療情報
Authors 大橋高志
Authors (kana) おおはしたかし
Organization 東京女子医科大学附属八千代医療センター 脳神経内科 准教授
Journal 難病と在宅ケア
Volume 26
Number 11
Page 46-50
Year/Month 2021 / 2
Article 報告
Publisher 日本プランニングセンター
Abstract 「はじめに」多発性硬化症(Multiple Sclerosis;MS)は自己免疫機序によって中枢神経系の様々な部位に炎症を繰り返す難治性の疾患です. 20〜30歳代を中心とした若年成人に多く発症し, 女性に好発するため, 就学, 就労, 結婚, 妊娠・出産などの人生の重要な決断に大きな影響を与える可能性があります. 欧米, とりわけ緯度の高い地域に多い疾患であり, 全世界で280万人程度の患者がいると言われています. 本邦ではMSの患者数は年々増加傾向にあり, 1万5,000人程度の患者がいると考えられていますが, 社会的な認知度は依然として低く, 医療・福祉関係者の理解も充分とはいえないのが現状です. 一方で, MSの研究の進歩はめざましく, 診断法や治療法はこの10年で大きく様変わりしました.
Practice 医学総合
Keywords
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参考文献