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アブストラクト

Title 低レニン性低アルドステロン症
Subtitle 本邦臨床統計集 (2) 第IV編 内分泌, 栄養・代謝疾患
Authors 橋本重厚, 渡辺毅
Authors (kana)
Organization 福島県立医科大学医学部第3内科
Journal 日本臨牀
Volume 59
Number 増刊号8
Page 177-183
Year/Month 2001 /
Article 報告
Publisher 日本臨牀社
Abstract 「はじめに」低レニン性低アルドステロン症(hyporeninemic hypoaldosteronism)は, 種々の原因によりアルドステロン分泌のみ低下する選択的低アルドステロン症のうち, レニン・アンジオテンシン系の抑制に続発するものをいう. 低レニン性低アルドステロン症は, 一般的に軽度の腎機能低下を伴うことが多いが, 腎機能低下の程度からは説明しがたい高カリウム(K)血症を認める場合には本症を想起すべきである. 低レニン性低アルドステロン症が糖尿病性腎症に多く, 高齢者に発症ピークが存在すること, 本症によって生ずる高K血症が不整脈や筋力低下を引き起こすことがあるので, 本症は臨床上注意すべき疾患といえる. 「1. 疫学統計」「a. 病因」血中レニンは活性レニンと不活性レニンとがあり, アルドステロン分泌に直接影響を及ぼすのは活性型のみである.
Practice 医学総合
Keywords 低レニン性低アルドステロン症, 高カリウム血症(高K血症), 続発性低アルドステロン症, レニン分泌
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