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アブストラクト

Title 虚血性腸炎
Subtitle 炎症性腸疾患 - 病因解明と診断・治療の最新知見 - XI. 炎症性腸疾患と鑑別すべき主な疾患とその鑑別診断
Authors 大島敏裕, 宮岡正明, 松江右武, 平山泰丈, 奴田原大輔
Authors (kana)
Organization 東京医科大学八王子医療センター 消化器内科
Journal 日本臨牀
Volume 76
Number 増刊号3
Page 610-616
Year/Month 2018 /
Article 報告
Publisher 日本臨牀社
Abstract 「はじめに」虚血性腸炎は1963年Boleyらにより, 可逆的血管閉塞による一過性の腸管虚血性病変として報告された. 現在ではMarstonらが, 腸管の循環障害により生じる大腸病変に命名したischemic colitisという名称が広く用いられ, 日常診療においてしばしば経験する疾患となっている. しかし, 虚血はさまざまな腸管病変の発生に関与しており, 本疾患は虚血性腸症候群の一疾患として認識されているのが現状である. 本稿では, 虚血性腸炎の概要と診断に加え, 内視鏡像が類似する疾患の鑑別点を中心に解説する. 「1. 成因と病態」本疾患は主幹動脈に明らかな器質的閉塞を伴わない急性の区域性大腸疾患で, 動脈硬化や血圧変動などの血管側因子と, 便秘や浣腸, 大腸検査の前処置などによる腸管内圧の上昇や蠕動運動亢進などの腸管側因子が複雑に絡み合い発症すると考えられている.
Practice 医学総合
Keywords 虚血性腸炎, 縦走潰瘍, いくら様粘膜, うろこ様粘膜
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に1,243円(税込) です。

参考文献

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  • 6) 飯田三雄, ほか : 虚血性大腸炎20例の臨床像の経時的分析-X線および内視鏡像の推移を中心として. 胃と腸 18: 311-323, 1983.
  • 7) 高垣信一, ほか : 虚血性大腸炎-縦走潰瘍はこう鑑別する. 消化器内視鏡 22: 1251-1256, 2010.