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アブストラクト

Title 誤嚥性肺炎の予防と治療
Subtitle 特集 高齢者の肺炎 - 日常診療に役立つ最新知見 - V. 治療
Authors 石田直
Authors (kana)
Organization 公益財団法人大原記念倉敷中央医療機構 倉敷中央病院 呼吸器内科
Journal 日本臨牀
Volume 78
Number 4
Page 651-657
Year/Month 2020 / 4
Article 報告
Publisher 日本臨牀社
Abstract 「はじめに」 誤嚥性肺炎(嚥下性肺炎)は, 嚥下機能の障害により食物や口腔内容物が下気道へ流入することにより生じる肺炎である. 年齢が高くなるにつれて, 誤嚥性肺炎の割合は増加し, 高齢者肺炎の多くは誤嚥性肺炎であると考えられている. 高齢者では, 市中肺炎, 院内肺炎, 医療・介護関連肺炎のいずれにおいても, 誤嚥は重要なファクターであるが, 特に医療・介護関連肺炎の主体をなすのは高齢者の誤嚥性肺炎と考えられている. また, 市中肺炎と医療・介護関連肺炎において, 誤嚥性肺炎であることが, 致命率の重要な予測因子であることが報告されている. 本稿では, 高齢者の誤嚥性肺炎の原因微生物について, 自験例を含めて解説し, その治療と予防について述べてみたい.
Practice 医学総合
Keywords anaerobes, nursing and healthcare-associated pneumonia, drug-resistant pathogens
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に1,243円(税込) です。

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