アブストラクト
| Title | 肩関節障害に対する臨床思考の進め方とそのポイント |
|---|---|
| Subtitle | 特集 運動器障害の理学療法における臨床思考の進め方のポイント |
| Authors | 北坂彰彦*, 中川泰誉*, 山崎重人*, 菊川和彦** |
| Authors (kana) | |
| Organization | *マツダ株式会社マツダ病院リハビリテーション科, **マツダ株式会社マツダ病院整形外科 |
| Journal | 理学療法 |
| Volume | 40 |
| Number | 3 |
| Page | 229-236 |
| Year/Month | 2023 / 3 |
| Article | 報告 |
| Publisher | メディカルプレス |
| Abstract | 1. 肩関節(広義)は複数の関節から構成されており, 臨床思考を的確に進めるためには, その構造と機能を正確に理解しておくことが前提となる. 2. 肩関節障害としては肩関節周囲炎, 肩インピンジメント症候群, 肩関節不安定症が主要なものであるが, 病態および機能障害の把握から治療法選択までが, 的確な臨床思考に基づいてなされることが求められる. 3. 治療の前と後での疼痛や可動域などの変化を確認し, その変化の程度から臨床思考の妥当性を確認しながら治療を行うことが重要である. |
| Practice | 医療技術 |
| Keywords |
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参考文献
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- 2) 藤澤宏幸 : 肩関節の身体運動学と理学療法. 理療の歩み 21(1) : 14-22, 2010
- 3) 森原徹・他 : 肩関節痛のリハビリテーションに必須な評価法と活用法. Jpn J Rehabil Med 54(11) : 841-848, 2017
- 4) 赤羽根良和・他 : 夜間痛を合併した肩関節周囲炎の臨床的特徴. 理学療法学 44(2) : 109-114, 2017
- 5) 林典雄・他 : 夜間痛を合併する肩関節周囲炎の可動域制限の特徴とX線学的検討-運動療法への展開. J Clin Phys Ther 7 : 1-5, 2004
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- 6) 村木孝行 : バイオメカニクスに基づいた肩関節障害の評価と治療. 理療の歩み 25(1) : 3-10, 2014
- 7) 菅谷啓之 : 肩インピンジメント症候群の概要. 臨スポーツ医 36(2) : 112-115, 2019
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- 11) 北坂彰彦・他 : 特異的な肩甲骨運動を認めた大学野球投手の治療経験. 第15回日本肩の運動機能研究会抄録集, 2018
- 12) 菊川和彦 : 反復性肩関節脱臼. スポーツ整形外科学 アスリートを支えるクリニカルスタンダード(松本秀男・他編), pp219-223. 文光堂, 2020
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- 14) 菊川和彦 : 肩関節脱臼(骨折) : 初回外傷例. 上肢のスポーツ外傷・障害(池上博康編), pp51-57. 中山書店, 2022
- 15) 建道寿教・他 : 動揺性肩関節症. 最新整形外科学大系13 肩関節・肩甲帯(高岸憲二編), pp176-183. 中山書店, 2006
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