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アブストラクト

Title 人工呼吸器グラフィック
Subtitle 特集 ICUの機器を使いこなそう 各論
Authors 菅広信
Authors (kana)
Organization 秋田大学医学部附属病院 集中治療室1兼キャリア支援室副看護師長, 集中ケア認定看護師
Journal レジデントノート
Volume 22
Number 9
Page 1663-1672
Year/Month 2020 / 9
Article 報告
Publisher 羊土社
Abstract (1)グラフィックは基本波形を覚える (2)グラフィックはR(レジスタンス)とC(コンプライアンス)を常に考える (3)グラフィックと合わせて, 身体所見も観察することが重要 「はじめに」COVID-19の影響で人工呼吸器やECMOの取り扱いについて注目が集まり, 日本における人工呼吸のエキスパートの不足が叫ばれています. 人工呼吸器は初学者にとって, 非常にとっつきにくいものであることは確かです. 理由として, メーカーごとに換気モードや用語の表記が異なることや, グラフィックと呼ばれる画面が常に描かれておりその意味を理解するのが難しいこと, 生命維持管理装置にもかかわらず人工呼吸管理に関するトレーニングが必須化されていない, 普及していないこと, などがあげられます. そこで, 本稿では, グラフィックの基本〜人工呼吸に携わる全医療者が押さえるべき内容を中心に述べさせていただきます. 最初に次の症例を考えてみましょう.
Practice 臨床医学:一般
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に1,243円(税込) です。

参考文献

  • 1) Branson RD, et al: Asynchrony and dyspnea. Respir Care, 58:973-989, 2013 (PMID:23709195)
  • 1) 「世界でいちばん愉快に人工呼吸管理がわかる本」(古川力丸/著),メディカ出版, 2013
  • 2) 「Dr.竜馬の病態で考える人工呼吸管理」(田中竜馬/著),羊土社, 2014
  • 3) 「人工呼吸管理に強くなる」(讃井將満,大庭祐二/編),羊土社, 2011
  • 4) 岡崎智哉,則末泰博:患者-人工呼吸器間の非同調. INTENSIVIST, 10:525-534, 2018