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アブストラクト

Title 入院患者の貧血
Subtitle 特集 検査を病棟で上手に使おう! ルーチン検査を使った症候ごとの確定診断の進め方 【各論1】病棟でよく診る症候をもとに, 検査を組み立てる
Authors 山本晃
Authors (kana)
Organization 岡山大学病院 総合内科
Journal レジデントノート
Volume 21
Number 1
Page 77-86
Year/Month 2019 / 4
Article 報告
Publisher 羊土社
Abstract (1)貧血症例は, 医療面接と身体所見で鑑別診断を想起し, 適切な検査で確定診断へつなげる (2)貧血はreticulocyte production index(RPI)によって, 骨髄が反応できている貧血と, 反応できていない貧血に分けられる. 初学者はまずはフローチャートに沿って検査を進めるとよい (3)貧血をきたす各疾患の特徴と主な治療を理解する 「はじめに」 貧血はわれわれが日常的によく遭遇する症候の1つです. 貧血の鑑別を考えながら対処していくことは, 臨床医の基本スキルの1つです. 血液疾患が苦手な方も, 本稿を通じて, 自分のなかで貧血患者の診療ルーチンを考えてみてください. 日々の診療がスムーズになり, 幅も広がり, 血液疾患の興味深さをきっと感じるようになると思います. 本稿では入院中に遭遇する貧血を想定し, 一般的な貧血の鑑別・検査・治療について概説します. 「症例」 70歳代男性, 以前から軽度の貧血を指摘されている.
Practice 臨床医学:一般
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に1,243円(税込) です。