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アブストラクト

Title 腹部CTの読み方・考え方
Subtitle 特集 腹部CTの読み方がわかる! 研修医が今すぐ知りたい, よく遭遇する疾患の "基本的な読影方法" をわかりやすく教えます! 【総論】
Authors 星合壮大
Authors (kana)
Organization 筑波大学医学医療系 放射線診断・IVR学 講師
Journal レジデントノート
Volume 21
Number 6
Page 1060-1066
Year/Month 2019 / 7
Article 報告
Publisher 羊土社
Abstract (1) まずは正常解剖を理解する (2) 系統的に読影を行う (3) 腹部臓器以外にも重要な所見がないか確認する 「■はじめに」急性腹症を含む腹部臓器の診断において, 腹部CTの読影は必要不可欠な能力となっています. 本稿では研修医の皆さんが当直する際や担当患者の腹部CTを読影する際に, 注意するべきことや読影のポイントをお示しします. 「[1] 腹部・骨盤内臓器の解剖」解剖を理解することは腹部臓器の画像診断を行うにあたっての最初の一歩であり, 最も重要な一歩です. 正常臓器の解剖が理解できていなければ, 疾患の画像を理解することはできません. 特に, 腹部臓器においては腹腔内臓器と後腹膜臓器の区別が重要となります. 肝臓, 胆嚢, 脾臓, 胃, 小腸, 横行結腸, S状結腸, 子宮, 卵巣, 膀胱は腹腔内臓器で, 膵臓, 副腎, 腎臓, 十二指腸は後腹膜臓器です. 上行結腸, 下行結腸は後腹膜に固定されています.
Practice 臨床医学:一般
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に1,243円(税込) です。

参考文献

  • 1) 南 学:画像による病変の由来部位の診断. 画像診断, 37, 2017
  • 1) 「腹部CT診断120ステップ」(荒木 力/著), 中外医学社, 2002
  • 2) 「ここまでわかる急性腹症のCT 第3版」(荒木 力/著), メディカル・サイエンス・インターナショナル, 2018
  • 3) 「Meyers' Dynamic Radiology of the Abdomen, 6th ed」 (Meyers MA, et al, eds), Springer, 2010