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アブストラクト

Title 2. csDMARDs, ステロイドの使い方のポイント
Subtitle 特集 関節リウマチ治療をめぐる話題
Authors 野崎祐史*
Authors (kana)
Organization *近畿大学大学院医学研究科内科学教室血液・膠原病内科部門
Journal PROGRESS IN MEDICINE
Volume 41
Number 1
Page 17-22
Year/Month 2021 / 1
Article 報告
Publisher ライフ・サイエンス
Abstract 「はじめに」生物学的製剤の登場により関節リウマチ(RA)治療は著しい進歩を遂げ, RAは治せない病気から治せる病気へと認識は変化した. よく引用される1例として, 医学教育の父と称されるWilliam Oslerは「RA患者が前のドアから入ってきたら, 医師は後ろのドアから逃げ出す」との表現がある. この表現は現在の若手医師にはあまり理解できないと考えるが, 生物学的製剤の登場より以前, 少なくともメトトレキサート(MTX)がRA治療において使用可能となる以前では, RA患者を担当する医師において共通認識であった. それが一変して, 分子標的療法によるめざましい治療効果が日常臨床においても実感できる現在ではある. しかし, 様々な事情からすべての患者に生物学的製剤やヤヌスキナーゼ(JAK)阻害薬が投与できることは不可能であり, 現在までに構築されたリウマチ専門医として基本である疾患修飾性抗リウマチ薬(DMARDs)の中でも, 従来型合成リウマチ薬(conventional DMARDs:csDMARDs), また副腎皮質ステロイドについて理解することは重要である.
Practice 医学総合
Keywords
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