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アブストラクト

Title 4. JAK阻害薬の使い分け
Subtitle 特集 関節リウマチ治療をめぐる話題
Authors 森信暁雄*
Authors (kana)
Organization *京都大学大学院医学研究科内科学講座臨床免疫学
Journal PROGRESS IN MEDICINE
Volume 41
Number 1
Page 29-34
Year/Month 2021 / 1
Article 報告
Publisher ライフ・サイエンス
Abstract 「はじめに」生物学的製剤の登場により関節リウマチの治療はこの20年間で劇的に変化した. 5種類の腫瘍壊死因子(TNF)-α阻害薬とバイオシミラー(バイオ後続品), 2種類のinterleukin(IL)-6受容体抗体製剤, 1種類のCD80/86阻害薬が販売されている. 3系統の生物学的製剤に加え, 現在では5剤のJanus kinase(JAK)阻害薬が承認されている. 抗体製剤は細胞外のタンパク質に結合して活性を抑制するが, JAK阻害薬は低分子化合物であり, 細胞内のリン酸化酵素であるJAKの働きを抑制する. 投与経路や作用機序は全く異なるにもかかわらず, 生物学的製剤と同等の効果を示すJAK阻害薬の使用が可能になったことで, 関節リウマチの治療は新しい段階を迎えた. 5剤のJAK阻害薬について, 臨床的有用性とその特徴について解説する. 「JAK阻害薬の作用機序」「1. サイトカインとJAK」サイトカインはその構造や受容体の構造により分類される.
Practice 医学総合
Keywords
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