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アブストラクト

Title 2. 認知症, 特にアルツハイマー病と睡眠障害の関係
Subtitle 特集 睡眠呼吸障害 (SDB) と認知症
Authors 井上雄一*
Authors (kana) いのうえゆういち
Organization *東京医科大学睡眠学講座, (医社)絹和会 睡眠総合ケアクリニック代々木
Journal 睡眠医療
Volume 16
Number 2
Page 131-137
Year/Month 2022 /
Article 報告
Publisher ライフ・サイエンス
Abstract 「Summary」・各種の認知症において多様な睡眠障害を呈することが知られているが, 特にアルツハイマー病 (AD) では比較的罹病初期から不眠を呈しやすいことが知られている. また, 近年重要視されているのは, 慢性的な不眠ないし睡眠遮断, 日中の眠気がADへの発展リスクを上昇させることであり, これにかかわる脳内機序も確認されつつある. ・ADでの不眠に対しては, 現時点では決定的な薬物療法は確立されておらず, 特にベンゾジアゼピン類・ベンゾジアゼピン受容体作動薬 (BZDs) はその使用により認知症リスクを上昇させるかどうかという議論もあるため, 光曝露量の調整を含めた睡眠衛生の強化の方がより重要視されている.
Practice 臨床医学:内科系
Keywords 不眠症, 認知症, 概日リズム, アルツハイマー病 (AD), リスク要因
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に968円(税込) です。

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