アブストラクト
Title | 認知症の人とのコミュニケーション方法 |
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Subtitle | 特集 認知症ケアチームの実践のために |
Authors | 高見美保 |
Authors (kana) | |
Organization | 兵庫県立大学看護学部生涯広域健康看護I 老人看護学 |
Journal | 老年精神医学雑誌 |
Volume | 31 |
Number | 8 |
Page | 817-822 |
Year/Month | 2020 / 8 |
Article | 報告 |
Publisher | ワールドプランニング |
Abstract | 「抄録」 認知症の人とのコミュニケーションでは, 「聴く・(相手を)理解する・伝える」という相互の循環的なやりとりが重要であり, このようなコミュニケーションを重ねることで, 認知症の人が有している力が引き出され, 認知症の人の生活がより安寧なものになっていくことが期待できる. そして, コミュニケーションから始まる日々のケアが"認知症の人の生活や人生にどうつながっていくのか"をイメージすることが, 認知症ケアチームの実践力を支える基盤になると考えられる. |
Practice | 臨床医学:内科系 |
Keywords | 認知症の人, コミュニケーション, ユマニチュード, バリデーション, 回想法 |
- 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に968円(税込) です。
参考文献
- 1) 大坊郁夫: 魅力と対人関係. (安藤清志, 大坊郁夫, 池田謙一著) 現代心理学入門・4; 社会心理学, 96-117, 岩波書店, 東京(1995).
- 2) Naomi Feil(藤沢嘉勝監訳, 篠崎人理, 高橋誠一訳) バリデーション; 認知症の人との超コミュニケーション法. 第2版, 62-74, 筒井書房, 東京(2001).
- 3) 藤 桂: コミュニケーション. (大川一郎, 土田宣明, 高見美保編) 基礎から学べる医療現場で役立つ心理学, 182-185, ミネルヴァ書房, 京都(2020).
- 4) 本田美和子, イヴ・ジネスト, ロゼット・マレスコッティ: ユマニチュード入門. 医学書院, 東京(2014).
- 5) 北川公子: 認知症ケアにおけるコミュニケーション. (中島紀恵子責任編集, 太田喜久子, 奥野茂代, 水谷信子編) 新版 認知症の人々の看護, 96-109, 医歯薬出版, 東京(2013).
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- 6) 松澤広和: 第3章 認知リハビリテーション回想法. (深津 亮, 斎藤正彦編) くすりに頼らない認知症治療I; 非薬物療法のすべて, 147-156, ワールドプランニング, 東京(2009).
- 7) 高見美保: 高齢者への心理療法. (佐藤眞一, 大川一郎. 谷口幸一編) 老いとこころのケア; 老年行動科学入門, 69-74, ミネルヴァ書房, 京都(2010).