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アブストラクト

Title 基礎から知る最新の骨粗鬆症治療
Subtitle 臨牀指針 治療の実際
Authors 藤原稔史
Authors (kana)
Organization 九州大学医学部整形外科
Journal 臨牀と研究
Volume 97
Number 12
Page 1548-1552
Year/Month 2020 / 12
Article 報告
Publisher 大道学舘出版部
Abstract 「はじめに」近年, 骨粗鬆症治療薬の開発が進んでいる. 骨吸収を抑制するビスホスホネート製剤から抗RANKL抗体, 骨形成を促進するテリパラチド, さらに骨吸収を抑制し, 骨形成を促進する抗スクレロスチン抗体の出現とともに, 骨粗鬆症治療の選択肢は飛躍的に拡大したが, 適切な治療選択が必要である. 本稿では, 骨代謝の基礎から骨粗鬆症治療薬について概説する. 「I. 骨の細胞と代謝」骨はヒトにおける最大の臓器であり, 『体を支える屋台骨』, 『臓器の保護』, 『造血』, 『カルシウムの貯蔵』といった役割を持っている. 骨はI型コラーゲンとハイドロキシアパタイトを含む細胞外マトリックスから構成されており, 骨の外側は皮質骨という硬い組織で覆われ, 内部には海面骨という緻密な網目状の骨でできている. 海綿骨内は骨髄で満たされて造血幹細胞を含む骨髄細胞が存在するために, 骨は免疫系と関与しており, "骨免疫" として着目されている領域である.
Practice 臨床医学:一般
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に913円(税込) です。

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