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アブストラクト

Title エリクソンと人間の生涯発達段階
Subtitle 総説 <精神の発達>
Authors 泉義雄
Authors (kana)
Organization 東海大学医療技術短期大学前教授
Journal 薬理と臨床
Volume 31
Number 2
Page 59-66
Year/Month 2021 / 5
Article 報告
Publisher 医薬出版
Abstract 「エリクソンの生い立ち」 エリク・ホーンブルガー・エリクソンErik Homburger Erikson, 1902-1994)は, ドイツ帝国のフランクフルトに生まれる. 母親のカーラ・アブラハムセン(Karla Abrahamsen)はユダヤ系デンマーク人の名家の出で, 父親は定かでない. 3歳の時, 母は小児科医のテオドール・ホーンブルガーと再婚している. エリクソンは実の父親似で北欧系の金髪の青い目の風貌からユダヤ系社会やユダヤ教の教会では「異邦人」と呼ばれ差別を受け, ドイツ人コミュニティからは「ユダヤ人」と呼ばれて差別を受ける. 子供時代の経験は, 「自分は何者なのか」と, 自我同一性アイデンティティに苦しみ, エリクソンに悩むきっかけを与えた. 画家を志すが挫折し, ウィーン精神分析研究所の分析家の資格を取得する. ジョアン・セルソンと知り合い後に結婚する. 1933年ドイツでナチス政権が誕生すると, ウイーンからコペンハーゲンへ, さらにアメリカに渡り, 1939年アメリカ国籍を取得する.
Practice 臨床医学:一般
Keywords
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