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アブストラクト

Title [関節リウマチ治療薬はこう使う!] MTX以外のcsDMARD
Subtitle 特集 最新ガイドラインから新型コロナ対応まで まるごとわかる関節リウマチ治療薬
Authors 舟久保ゆう*1, 青木和利*2
Authors (kana)
Organization *1埼玉医科大学リウマチ膠原病科, *2青木内科クリニック
Journal 月刊薬事
Volume 63
Number 13
Page 2631-2635
Year/Month 2021 / 10
Article 報告
Publisher じほう
Abstract [Points] ●メトトレキサート(MTX)が禁忌もしくは不耐でMTXを使用できない関節リウマチ(RA)患者に対して, MTX以外の従来型合成抗リウマチ薬(csDMARD)は有用性がある. ●csDMARDは効果発現まで2〜3カ月かかる薬剤であるため, 副作用がなければ3カ月程度は用法・用量を守って服薬を続けたうえで効果を判定する. 感染症を疑う症状や副作用と思われる症状が出現した場合は, 内服を中止させる. ●csDMARDが有効でも, 継続使用していると徐々に効果が減弱するエスケープ現象を認めることがある. ●十分量のMTXで効果不十分なRA患者に, MTXとcsDMARDの併用療法は考慮できる治療選択肢である. ●生物学的抗リウマチ薬(bDMARD)またはヤヌスキナーゼ(JAK)阻害薬とcsDMARD併用で寛解または低疾患活動性を維持しているRA患者では, csDMARDの減量を検討してもよい.
Practice 薬学
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に803円(税込) です。

参考文献

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