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アブストラクト

Title H2受容体拮抗薬 (H2RA) とプロトンポンプ阻害薬 (PPI)
Subtitle 特集 臨床の悩ましい問題をスッキリ解消! 消化性潰瘍治療薬の使い分け [NG症例から学ぶ消化性潰瘍治療薬の使い分け]
Authors 田村彰朗, 大島忠之, 三輪洋人
Authors (kana)
Organization 兵庫医科大学消化器内科学
Journal 月刊薬事
Volume 63
Number 14
Page 2806-2810
Year/Month 2021 / 11
Article 報告
Publisher じほう
Abstract [Points] ●逆流性食道炎, 非びらん性胃食道逆流症(NERD), 機能性ディスペプシア, 胃・十二指腸潰瘍などの胃酸関連疾患の診療では, 酸分泌抑制薬は極めて重要な役割を担っている. ●H2受容体拮抗薬(H2RA)とプロトンポンプ阻害薬(PPI)にはそれぞれ特性があり, それをよく理解したうえで患者の状態を踏まえて薬剤を選択し, 臨床に活用することが重要となる. 効果の違いはさまざまあるが, PPIのほうが酸抑制効果に関しては強力である. ●H2RAの有利な点として, 夜間の酸逆流症状(NAB)を強力に抑制することは知っておくべきである. ●PPIは肝臓の薬物代謝酵素であるシトクロムP450(CYP)2C19の代謝を受けることを念頭に置いておく必要がある. CYP2C19には遺伝子多型が存在し, PPIの効果が不十分な場合にはほかの種類のPPIに変更を検討する.
Practice 薬学
Keywords
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