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アブストラクト

Title 急性期脳梗塞の薬物療法 - 心原性脳塞栓症
Subtitle 特集 一歩進んだ管理・予防・治療を実践! 脳卒中の薬の使い方
Authors 木村俊介, 豊田一則
Authors (kana)
Organization 国立循環器病研究センター脳血管内科
Journal 月刊薬事
Volume 63
Number 16
Page 3259-3263
Year/Month 2021 / 12
Article 報告
Publisher じほう
Abstract [Points] ●発症4時間30分以内もしくは発症時刻不明かつFLAIR陰性の脳梗塞に対しては, 遺伝子組み換え組織型プラスミノゲン・アクティベータ(rt-PA)を用いた静注血栓溶解療法(rt-PA療法)が適応となる. ●心原性脳塞栓症に対する抗血栓療法としては抗凝固薬が用いられるが, 急性期脳梗塞の抗凝固療法開始時期に関しては明確なエビデンスはない. ●直接阻害型経口抗凝固薬(DOAC)はワルファリンと比較して同等の効果を有し, 頭蓋内出血や重篤な出血を起こしにくいことから, 適応のある症例ではDOACを優先して使用する. ●心原性脳塞栓症は重症例が多く, 再発予防に加えて, 脳ヘルニアや消化管出血といった合併症の予防などの全身管理も重要となる.
Practice 薬学
Keywords
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参考文献

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