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アブストラクト

Title 第8回 アウトカムと「時間軸」を意識した心不全患者の療養指導
Subtitle 連載 循薬ドリル
Authors 土岐真路
Authors (kana)
Organization 川崎市立多摩病院薬剤部
Journal 月刊薬事
Volume 64
Number 1
Page 131-141
Year/Month 2022 / 1
Article 報告
Publisher じほう
Abstract 「到達目標」 心不全の病状経過と増悪の誘因を理解し, 再入院予防のための「療養指導」を実践できる. 心不全の管理では, 心不全のステージや病状経過といった「時間軸」を患者やその関係者と共有することが, 患者に寄り添った療養指導のスタートラインになります. 今回は, 心不全の療養指導について症例をもとに一緒に考えていきましょう! 「■症例」63歳, 男性 「現病歴」心不全で入院歴あり, 虚血性心筋症(ICM), 駆出率が低下した心不全(HFrEF) 2年前, 転職を契機に心筋梗塞後に通っていた外来を自己中断. 半年前, 初回の心不全入院となり3週間の加療を行った. 退院時の体重は, カルテ記録上77kg. その際の冠動脈造影では治療適応のある狭窄は指摘されていない. それ以降は継続的に通院していた. 1カ月前より, 半年前と同様の両側下腿浮腫と労作時(主に仕事中)の息苦しさを自覚していた.
Practice 薬学
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に803円(税込) です。

参考文献

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