~
検索条件をクリア

アブストラクト

Title 下痢・便秘治療薬アップデート ルビプロストンの使い方
Subtitle 特集 薬の使い方が "超" わかる! 病棟での下痢・便秘対応
Authors 佐藤研
Authors (kana)
Organization 弘前大学大学院医学研究科消化器血液内科学講座 / 弘前大学保健管理センター
Journal 月刊薬事
Volume 64
Number 5
Page 904-907
Year/Month 2022 / 4
Article 報告
Publisher じほう
Abstract 「Key Point」 ●上皮機能変容薬であるルビプロストンは, 小腸粘膜上皮細胞の頂端膜に存在するClC-2クロライドチャネルを活性化し, 腸管内への水分分泌を促進して便性状を改善する. ●ルビプロストンは, 臨床試験で硬便, 排便時のいきみの改善, 自発的排便回数の増加など, 便秘症状の有意な改善が示されている. ●ルビプロストンは薬剤相互作用が少なく, 併用禁忌薬がない. また, 血清中のNa, K, Clイオンに影響を及ぼさないことが示されており, 軽度〜中等度腎障害のある便秘症例にも有用である. ●近年の研究では, CIC-2クロライドチャネル依存性に腸管バリア機能を維持し, 粘膜保護作用を有することも報告されており, 今後のさらなる研究が期待される.
Practice 薬学
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に803円(税込) です。

参考文献

残りの8件を表示する