アブストラクト
Title | 第1回 EBMは患者の物語から始まる |
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Subtitle | 新連載 エビデンスガール EBM愛が患者を救う! |
Authors | 高垣伸匡 |
Authors (kana) | |
Organization | のぶまさクリニック 院長 / NPO法人CASP Japan |
Journal | 月刊薬事 |
Volume | 64 |
Number | 5 |
Page | 1021-1025 |
Year/Month | 2022 / 4 |
Article | 報告 |
Publisher | じほう |
Abstract | 「連載にあたって」 この小説は, 大学生の海老田みやびがEBMの勉強を通じて成長していく物語です. 今日, EBMはあらゆる医療者に欠かせない思考方法となり, 大学のカリキュラムにも盛り込まれるようになりました. 加えて新型コロナウイルスの流行をきっかけに, エビデンスを問う姿勢は一般人の間や政治・教育などの場にも広がっています. 一方でEBMを学べる場はなかなかないので, ワークショップや勉強会に参加することが大事な勉強方法になってきたとも思っています. この連載を通じて皆さんにEBMを知ることの面白さや意義が伝わったら嬉しいです. 「足を引きずって歩く女性」 海老田みやびは筋力トレーニングとプログラミングが大好きな, とある大学の学生. 見た目はいまどきだが, 大学に入学してから勉強する理由や自分自身を見失い, 悩みに悩んだのだった. そのとき, 同級生の紹介で医療系学生たちが開催しているEBM勉強会に参加した. 勉強会は学部に関係なく参加でき, 医学論文を吟味することを学び合う場だった. |
Practice | 薬学 |
Keywords |
- 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に803円(税込) です。
参考文献
- 1) 松村竜太郎, 他:生物学的製剤使用中の関節リウマチ患者さんは経済面から生物学的製剤の費用, 効果をどう評価しているか? Clin Rheumatol, 26:28-34, 2014
- 2) Straus SE, et al:Evidence-Based Medicine:How to Practice and Teach EBM 5th edition. Elsevier, 2018