Title	新生児薬物離脱症状
Subtitle	特集 早期に見極め すばやく対応! 重篤副作用の予防と治療 ここに注目! 重篤副作用の対応
Authors	小原拓
Authors (kana)
Organization	東北大学病院薬剤部
Journal	月刊薬事
Volume	64
Number	8
Page	1576-1578
Year/Month	2022 / 6
Article	報告
Publisher	じほう
Abstract	「はじめに」新生児薬物離脱症候群は, ヘロインやメサドンなどのオピオイド常用妊婦から出生した児での発現頻度が50%以上と高い. 日本では, 欧米ほどオピオイド使用は多くなく, ごくまれに向精神薬の多剤内服妊婦から出生した児において問題になる. 日本における発現頻度は0.1%という調査結果もあり非常にまれではあるものの, 発症時には, 他の疾患との区別や症状の重篤化予防という観点で, 早期発見・早期対応が望まれる疾患である. 本稿においては, 妊婦が使用した薬物によって児に現れる薬物の直接症状と離脱症状(新生児不適応症候群)を一括して新生児薬物離脱症候群として解説している, 厚生労働省 重篤副作用疾患別対応マニュアル「新生児薬物離脱症候群」に沿って概説する. 「症例」全般性不安障害にて向精神薬の多剤内服妊婦より出生した新生児. 母親32歳, 経妊3回経産0回, うち人工妊娠中絶1回(内服を中断し, 精神状態のコントロールが不良であったため).
Practice	薬学
Keywords

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参考文献