アブストラクト
Title | 第5回 「Q」エビデンスレベルが最も高いしゃっくりの治療薬は? |
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Subtitle | 連載 総合診療医が教える. 外来薬物療法ケースカンファレンス |
Authors | 石井義洋 |
Authors (kana) | |
Organization | 宮崎県立宮崎病院総合診療科 |
Journal | 月刊薬事 |
Volume | 64 |
Number | 9 |
Page | 1846-1851 |
Year/Month | 2022 / 7 |
Article | 報告 |
Publisher | じほう |
Abstract | (1)バルプロ酸, (2)クロルプロマジン, (3)メトクロプラミド, (4)ニフェジピン, (5)柿のヘタ 「Case」[患者A 60歳男性] 朝から「しゃっくり」が止まらないと, 紹介状を持参して来院. 自宅で息止めをしたり, 冷たい氷水を飲んでも治らなかったため, 近くの病院を受診. メトクロプラミドの点滴をして1時間ほど経過をみたが, しゃっくりが止まる様子はなかった. 総合診療医は, 「とりあえず先にしゃっくりを止めて原因はあとから考えよう」といい, 患者に経鼻胃管を挿入して, 一気に引き抜くと, 不思議なことにしゃっくりはピタリと止まった. |
Practice | 薬学 |
Keywords |
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参考文献
- 1) Steger M, et al : Systemic review : the pathogenesis and pharmacological treatment of hiccups. Aliment Pharmacol Ther, 42 : 1037-1050, 2015