アブストラクト
Title | 炎症性腸疾患 (IBD) の病態からみる治療原則と最適な治療を目指して |
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Subtitle | 特集 Evidence & Consensusで押さえる IBDの治療薬 最新版 総論 |
Authors | 日比紀文 |
Authors (kana) | |
Organization | 慶應義塾大学医学部 名誉教授 / 北里大学北里研究所病院炎症性腸疾患先進治療センター 特別顧問 |
Journal | 月刊薬事 |
Volume | 64 |
Number | 12 |
Page | 2443-2447 |
Year/Month | 2022 / 9 |
Article | 報告 |
Publisher | じほう |
Abstract | [Key Point] ●クローン病と潰瘍性大腸炎は類似疾患であるものの, その病態は明らかに異なり, それぞれの治療法も異なる. ●炎症性腸疾患 (IBD) の治療原則は速やかな寛解導入と長期の安全な寛解維持である. ●抗TNFα抗体の登場がIBD診療に大きな変革をもたらした. 現在, 種々の作用機序 (MOA) を有する新薬が続々と上市・開発されており, 今後もIBD治療が変化していくものと考えられる. ●IBD治療薬の位置づけには各薬剤のMOA, 個々の病態, ヒトに投与された場合のreal worldでの成績が重要である. ●IBDは長期管理が必要であり, 患者個々にあったきめ細やかで適切なモニタリング, チーム医療が求められる. |
Practice | 薬学 |
Keywords |
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