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アブストラクト

Title 第8回 けいれん患者にあったら
Subtitle 連載 病態・症状から紐解く! 病棟エマージェンシーファイル
Authors 繁田知之, 佐々木陽典
Authors (kana)
Organization 東邦大学医学部総合診療・救急医学講座
Journal 月刊薬事
Volume 64
Number 12
Page 2582-2589
Year/Month 2022 / 9
Article 報告
Publisher じほう
Abstract 「ポイント」●けいれんとてんかんの違いを知ろう! ●けいれんの初期対応をイメージできるようになろう! ●けいれん発作/予防に使う薬について知ろう! 「Case」35歳女性. 頭痛と嘔吐を主訴に受診して無菌性髄膜炎の診断で入院となった. 入院時は倦怠感が強く, ぐったりとしていたが, 意識は清明だった. 第2病日にあなたが鎮痛薬の効果を確認するために訪室すると, 呼びかけに反応がなく, 眼球を上転させて手足をピンと伸ばして突っ張らせた状態だった. 体温37.6℃, 血圧152/80mmHg, 心拍数110回/分, SpO2 92% (室内気) . あなたはとっさにベッドサイドの緊急コールを押して助けをよんだが, 医師の到着までどのように対応すればいいのか突然のことで頭が真っ白になってしまった. どのような初期対応を行うべきで, どのような病態を考えればいいだろうか?
Practice 薬学
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に803円(税込) です。

参考文献

  • 1) 聖路加国際病院内科レジデント・編 : 内科レジデントマニュアル第8版. 医学書院, 2013
  • 2) KOMPAS 慶應義塾大学病院 医療・健康情報サイト : 痙攣(https://kompas.hosp.keio.ac.jp/contents/000011.html)
  • 3) 聖路加国際病院内科チーフレジデント・編 : 内科レジデントの鉄則第3版. 医学書院, 2018
  • 4) 森岡隆人, 他 : 海馬硬化症のMRI診断 : FLAIR法の有用性. Neurol Surg, 262 : 143-150, 1998
  • 5) Chen DK, et al : Use of serum prolactin in diagnosing epileptic seizures : report of the Therapeutics and Technology Assessment Subcommittee of the American Academy of Neurology. Neurology, 65 : 668-675, 2005