アブストラクト
| Title | てんかん重積発作 |
|---|---|
| Subtitle | 特集1 緊急呼び出しで焦らないために ABCDから考える緊急・急変時の薬の使い方 ABCDアプローチで見極める薬の使い方 |
| Authors | 大川恭昌 |
| Authors (kana) | |
| Organization | 岡山大学病院薬剤部 |
| Journal | 月刊薬事 |
| Volume | 64 |
| Number | 15 |
| Page | 3170-3174 |
| Year/Month | 2022 / 11 |
| Article | 報告 |
| Publisher | じほう |
| Abstract | [Key Point] ●てんかん重積発作の疑いがある患者を発見した際には, 速やかに応援を要請し救急カートをベッドサイドに準備する. ●迅速にABCDを評価し, 異常がある場合には介入して安定化させる. ●てんかんの持続時間が長いほど後遺症をもたらす可能性は高くなるため, 速やかに頓挫させる. ●抗てんかん薬は, ガイドラインを参考に段階に準じて選択し, ABCDの適切な管理のもとで投与する. ●抗てんかん薬の投与は, 配合変化や投与ルートの確認, 保険適用に留意する. ●発作の頓挫後もABCDを繰り返し評価し, 予防薬の選択や用量調整, TDM, 副作用モニタリングなどの薬学的管理を継続し, 再発を予防する. |
| Practice | 薬学 |
| Keywords |
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参考文献
- 1) 日本神経学会 : てんかん診療ガイドライン2018(URL : https://www.neurology-jp.org/guidelinem/tenkan_2018.html)
- 2) Jones S, et al : A protocol for the inhospital emergency drug management of convulsive status epilepticus in adults. Pract Neurol, 14 : 194-197, 2014
- 3) Kapur J, et al : Randomized Trial of Three Anticonvulsant Medications for Status Epilepticus. N Engl J Med, 381 : 2103-2113, 2019
