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アブストラクト

Title SGLT2阻害薬の気をつけたい副作用 対策・対応
Subtitle 特集1 アウトカムを意識した SGLT2阻害薬・インクレチン関連薬の使い方 SGLT2阻害薬の多面的作用
Authors 坂口一彦
Authors (kana)
Organization 神戸大学大学院医学研究科内科学講座総合内科学 / 医学教育学
Journal 月刊薬事
Volume 65
Number 1
Page 43-46
Year/Month 2023 / 1
Article 報告
Publisher じほう
Abstract 「Key Point」●血糖値が正常値に近くてもケトアシドーシスである正常血糖ケトアシドーシスを引き起こす可能性がある. 特に1型糖尿病患者においてはインスリンの過度の減量がケトアシドーシスにつながることがあるので, 注意が必要. ●単独使用では低血糖を起こす可能性は少ないが, インスリン製剤・SU薬と併用する場合は時に重症低血糖を引き起こす可能性がある. ●体重減少効果があるため, 75歳以上の高齢者あるいは65〜74歳で老年症候群(サルコペニア, 認知機能低下, ADL低下など)がある場合の投与は慎重に行う. ●発熱・下痢・嘔吐などの症状があるシックデイには休薬をする. ●尿路・性器感染症を引き起こすことがある.
Practice 薬学
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に803円(税込) です。

参考文献

  • 1) Ogawa W, et al:Euglycemic diabetic ketoacidosis induced by SGLT2 inhibitors:possible mechanism and contributing factors. J Diabetes Investig, 7:135-138, 2016
  • 2) SGLT2阻害薬の適正使用に関する委員会:糖尿病治療におけるSGLT2阻害薬の適正使用に関するRecommendation. 2022 (https://www.nittokyo.or.jp/modules/information/index.php?content_id=22)