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アブストラクト

Title 薬剤性サルコペニア
Subtitle 特集 健康寿命延伸のための最新知識 サルコペニア×フレイル×骨粗鬆症の予防と治療 サルコペニア・フレイルの最新知見
Authors 秋下雅弘
Authors (kana)
Organization 東京大学大学院医学系研究科老年病学
Journal 月刊薬事
Volume 65
Number 2
Page 253-256
Year/Month 2023 / 2
Article 報告
Publisher じほう
Abstract 「Key Point」●ポリファーマシーは, 単なる多剤服用ではなく, 薬剤数増加に関連して薬物有害事象のリスク増加, 服薬過誤, 服薬アドヒアランス低下などの問題につながる状態をよぶ. ●薬剤起因性老年症候群としてのサルコペニアに注意する. 特にふらつき・転倒, 排尿障害・尿失禁, 食欲低下がある場合に考慮すべきである. ●ベンゾジアゼピン系薬と抗コリン系薬がサルコペニアを含む多くの薬物有害事象の原因である. ●副腎皮質ステロイドとmTOR阻害薬もサルコペニアを来す薬剤として注目されている. ●サルコペニア予防も考慮して, 高齢者に適した慢性疾患の管理と薬物療法を行う.
Practice 薬学
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に803円(税込) です。

参考文献

  • 1) 日本老年医学会/日本医療研究開発機構研究費・高齢者の薬物治療の安全性に関する研究研究班・編 : 高齢者の安全な薬物療法ガイドライン2015. 日本老年医学会, pp26-31, 2015
  • 2) 厚生労働省 : 高齢者の医薬品適正使用の指針 総論編. p10, 2018
  • 3) 日本老年医学会ホームページ(https://www.jpn-geriat-soc.or.jp/info/topics/pdf/20170808_01.pdf)