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アブストラクト

Title 第2回 適応が限られている抗精神病薬の使い方 (1)
Subtitle 連載 短期連載 児童精神科医が伝えたい 子どものメンタルヘルス
Authors 宇佐美政英
Authors (kana)
Organization 国立国際医療研究センター国府台病院子どものこころ総合診療センター長 / 児童精神科 診療科長
Journal 月刊薬事
Volume 65
Number 6
Page 1173-1177
Year/Month 2023 / 5
Article 報告
Publisher じほう
Abstract 「国内での処方実態は?」『月刊薬事』で3年ほど連載してきたというのに, これまでの連載で抗精神病薬についてまとめていなかったことに気がつきました. 実に空気の読めない連載であったと痛く反省しています. わが国では子どもに対してどの程度, 抗精神病薬が使われているのでしょうか? 少し古いデータですが, 2002〜2004年, 2005〜2007年, 2008〜2010年の3つの期間にわたるレセプト調査によれば, 2002〜2004年と2008〜2010年を比較すると, 6〜12歳および13〜18歳では抗精神病薬の処方件数が増加していたことが指摘されています. また, 厚生労働省の2020年度のオープンデーターベースから, 19歳未満に対する外来での抗精神病薬の処方実態をみると, リスペリドンとアリピプラゾールが最も多く処方されていました. この背景として, 日本では子どもの精神疾患に保険適用がある抗精神病薬は3種類しかないことがあげられます.
Practice 薬学
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に803円(税込) です。

参考文献

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