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アブストラクト

Title オピオイド鎮痛薬の特徴
Subtitle 特集 基本とコツを押さえた イマドキの緩和ケア Up to Date! がん疼痛治療薬の使い方の基本とコツ
Authors 金子健
Authors (kana)
Organization 慶應義塾大学病院 薬剤部 / 緩和ケアセンター
Journal 月刊薬事
Volume 66
Number 7
Page 1266-1269
Year/Month 2024 / 5
Article 報告
Publisher じほう
Abstract 「Key Points」●中等度〜高度のがん疼痛に対して使用される強オピオイド鎮痛薬(医療用麻薬)は6種類あり, 患者の状況, 病態などを考慮し, 種類や剤形を選択する. 特に患者の今後を見極めて検討する. ●非オピオイド鎮痛薬で軽減できない軽度〜中等度のがん疼痛に対しては, 弱オピオイド鎮痛薬であるトラマドールやコデイン, もしくは少量の強オピオイド鎮痛薬を検討する. ●中等度以上のがん疼痛にもかかわらず, 施設や患者の状況によって強オピオイド鎮痛薬が導入できない場合には, トラマドールを考慮する. ●メサドンは他の強オピオイド鎮痛薬で軽減できない中等度〜高度のがん疼痛に対して検討する.
Practice 薬学
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に803円(税込) です。

参考文献

  • 1) 日本緩和医療学会 緩和医療ガイドライン作成委員会・編 : がん疼痛の薬物療法に関するガイドライン2020年版. 金原出版, 2020
  • 2) 的場元弘, 他・監 : Q&Aでわかるがん疼痛緩和ケア第2版. じほう, pp38-40, 2019
  • 3) 日本緩和医療学会 ガイドライン統括委員会・編 : 進行性疾患患者の呼吸困難の緩和に関する診療ガイドライン2023年版第3版. 金原出版, 2023
  • 4) Gardiner SJ, et al : Pharmacogenetics, drug-metabolizing enzymes, and clinical practice. Pharmacol Rev, 58 : 521-590, 2006