Title	第43回 ウゴービ(R) 皮下注SD (セマグルチド)
Subtitle	連載 添付文書からRMP, 審査報告書まで 新薬ななめ読み
Authors	荒義昭
Authors (kana)
Organization	独立行政法人国立病院機構災害医療センター薬剤部
Journal	月刊薬事
Volume	66
Number	7
Page	1400-1406
Year/Month	2024 / 5
Article	報告
Publisher	じほう
Abstract	「Check!」「ウゴービ(R)皮下注SDの有効性」●国際共同第III相試験(4382, 4373および4374試験)にて, 投与68週までの体重変化率および5%以上の体重減少を達成した被験者の割合について, プラセボ群に対する2.4mg投与群の優越性が示されている. 「ウゴービ(R)皮下注SDの安全性・副作用」●投与群に認められた最も多い有害事象は胃腸障害で, プラセボ群と比較して発現割合が高い有害事象は, 胃腸障害, 頭痛, 浮動性めまい, 食欲減退など. 高頻度で認められた胃腸障害の事象は, 悪心・嘔吐, 下痢, 便秘および上腹部痛で, 認められた事象の大部分は非重篤で, 重症度は軽度または中等度だった. 「情報提供&モニタリング」●患者が, 肥満症の基準を満たしていること, セマグルチド含有製剤またはその他のGLP-1受容体作動薬などを使用していないこと, ウゴービ(R)とオゼンピック(R)を間違えないこと, 患者の状態にあわせた適切な用量であることを確認する必要がある. 安全性では, 胃腸障害と低血糖に注意する.
Practice	薬学
Keywords

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参考文献