Title	アナフィラキシー
Subtitle	特集 かゆいところに手が届く! 入院中の皮膚トラブル完全攻略 見逃したらキケン! 緊急性の高い皮膚症状
Authors	猪又直子
Authors (kana)
Organization	昭和大学医学部皮膚科学講座
Journal	月刊薬事
Volume	66
Number	13
Page	2439-2445
Year/Month	2024 / 10
Article	報告
Publisher	じほう
Abstract	[Key Points] ●アナフィラキシーは重篤な全身性の過敏反応であり, 急速に発現し, 死に至ることもある. ●血圧低下などの循環不全に陥った場合に, アナフィラキシーショックという. ●蕁麻疹, 血管性浮腫, 潮紅などの皮膚・粘膜症状は80〜90%に現れ, 診断の手がかりになる. ●診断基準は, 皮膚症状の有無によって2つに分けられている. ●皮膚症状がなくとも, 明らかな抗原曝露後に, 血圧低下, 気管支攣縮, 喉頭症状のいずれかが急速に進行する場合はアナフィラキシーと診断できる. ●誘因は, 食物, 薬剤, 昆虫刺傷の順に多い. ●治療の第一選択薬は, アドレナリン筋注である. 発症後30分以内に致死的になりうるため, プレホスピタルケアとしてアドレナリン自己注射薬を携帯させる.
Practice	薬学
Keywords

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