Title	老人性乾皮症 (ドライスキン)
Subtitle	特集 かゆいところに手が届く! 入院中の皮膚トラブル完全攻略 よくあるから見極めたい! 高齢者に多い皮膚症状
Authors	菊地克子
Authors (kana)
Organization	医療法人社団廣仁会 仙台たいはく皮膚科クリニック
Journal	月刊薬事
Volume	66
Number	13
Page	2469-2472
Year/Month	2024 / 10
Article	報告
Publisher	じほう
Abstract	[Key Points] ●高齢者は生理的に乾皮症になりやすい. 病態に角層の滞積と, 皮脂, 天然保湿因子, 発汗の減少が考えられている. ●乾皮症は不適切な生活習慣(皮膚洗浄剤を泡立てずにそのまま使用しナイロンタオルなどで強く擦る, 電気毛布や電気コタツなど暖房器具の長時間使用など)により増悪する. ●治療には, 油脂性成分, 水分, 保湿成分を含む保湿剤を十分量塗布することが望ましいが, 塗りやすさや使用感など患者の好みにも配慮する. ●乾皮症による掻痒から掻破や続発性の湿疹(皮脂欠乏性湿疹)をきたす. 皮脂欠乏性湿疹ではステロイド外用剤による治療が行われるが, 皮膚萎縮や紫斑形成, スキンテアに注意が必要である.
Practice	薬学
Keywords

• 全文ダウンロード： 従量制、基本料金制の方共に803円(税込) です。