アブストラクト
Title | 血液・凝固 |
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Subtitle | 特集 迅速な薬物治療につなげるTips! 重症患者の器官系統別評価 By systemを用いた臓器別の評価と管理 |
Authors | 鈴木俊一郎 |
Authors (kana) | |
Organization | 東京ベイ・浦安市川医療センター薬剤室 |
Journal | 月刊薬事 |
Volume | 66 |
Number | 16 |
Page | 3102-3109 |
Year/Month | 2024 / 12 |
Article | 報告 |
Publisher | じほう |
Abstract | [Key Points] ●血小板減少, 凝固障害の管理においては根本原因の改善が重要となる. ●血小板減少がみられた場合, 機序を軸に原因を考える. ●薬剤性血小板減少が疑われたら, 機序, 頻度, 発生までの時期を検討する. ●記録する際は他職種への情報共有を意識する. / 「はじめに」 重症患者の多くは血液凝固系の異常をきたしている. 血液凝固異常には多くの原因があり, 原因となる基礎疾患はそれぞれ特異的な治療や支持療法を必要とする. 薬剤師による原因の特定, 治療への関与は診療において不可欠である. 本稿では, 重症患者でみられる血液凝固異常のなかでもより頻度の高い血小板減少にフォーカスして薬剤師の介入について考えていく. 「ICUにおける血小板減少」 血小板減少症は患者が集中治療室(ICU)に入室した時点で23〜44%にみられ, 入室後14〜27%で新たに出現すると報告されている. |
Practice | 薬学 |
Keywords |
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