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アブストラクト

Title せん妄, 不穏
Subtitle 特集 シンプルにはじめるポリファーマシー対策 その症状…もしかして薬物有害事象?
Authors 高瀬義昌
Authors (kana)
Organization 医療法人社団至高会たかせクリニック 理事長
Journal 月刊薬事
Volume 67
Number 1
Page 41-46
Year/Month 2025 / 1
Article 報告
Publisher じほう
Abstract [Key Points] ●せん妄は, 認知症の進行やうつ症状ととらえられることが多いが, 誤った対応により遷延したり, 悪化することがあるので見逃さないよう注意する. ●高齢者は薬剤性せん妄を起こしやすいため, 特にベンゾジアゼピン系薬剤や抗コリン薬を使用している患者は, 事前に薬剤変更をするなど予防的対応を行う. ●せん妄を生じた場合には, まずは直接因子の除去を行うが, 患者自身の苦痛の軽減や身体の安全のために必要があれば向精神薬を使用する. / 「はじめに」せん妄は高齢者にしばしば生じる症状である. 本人の苦痛はもちろんのこと, 対応する家族や医療介護スタッフの心身の疲労も大きい. 在宅高齢者にせん妄が生じるとそれだけで在宅生活が困難になることも少なくない. しかし, せん妄は認知症の進行と見逃されたり, うつ症状としてとらえられることが多いのが実態である.
Practice 薬学
Keywords
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