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アブストラクト

Title 急性期病院 せん妄・不穏
Subtitle 特集 シンプルにはじめるポリファーマシー対策 シンプルにはじめるポリファーマシー対策の実践 - 症例とアプローチ
Authors 古見嘉之
Authors (kana)
Organization 東京医科大学病院 薬剤部 / 認知症疾患センター
Journal 月刊薬事
Volume 67
Number 1
Page 79-82
Year/Month 2025 / 1
Article 報告
Publisher じほう
Abstract [Key Points] ●せん妄は入院期間や医療費の増加に関与するだけでなく, 長期的には死亡率の上昇や認知機能の低下とも関連がある. ●入院早期に家庭での生活状況を確認することは, 普段と病院でどう違うのかを把握するために有用な情報となる. ●抗ヒスタミン作用のある薬剤は老年症候群を引き起こす可能性もあるため, 適切に使用するよう指導することも肝要である. ●抗精神病薬は錐体外路症状のリスク, 各種禁忌項目, 薬剤の半減期などを考慮して使用することが重要である. / 「はじめに」せん妄とは, 医学的疾患や医薬品, 物質中毒・離脱などにより惹起され, 他の神経認知障害では説明できず, 急性に発症し, 日内変動を伴う注意・意識・認知の障害と定義されている. せん妄は入院期間や医療費の増加に関与するだけでなく, 長期的には死亡率の上昇や認知機能の低下とも関連がある.
Practice 薬学
Keywords
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