アブストラクト
Title | 薬剤耐性 (AMR) 対策アクションプラン2023 - 2027, どこが変わった? |
---|---|
Subtitle | 特集 AMR対策のためにどう介入する? "とりあえず広域抗菌薬" の減らし方 薬剤耐性菌の課題・対策を整理しよう |
Authors | 遠藤美緒 |
Authors (kana) | |
Organization | 国立国際医療研究センター病院AMR臨床リファレンスセンター 臨床疫学室 |
Journal | 月刊薬事 |
Volume | 67 |
Number | 2 |
Page | 187-194 |
Year/Month | 2025 / 2 |
Article | 報告 |
Publisher | じほう |
Abstract | 「Key Points」●日本では, 2016年に策定された薬剤耐性(AMR)対策アクションプラン(2016 - 2020)に続き, 薬剤耐性(AMR)対策アクションプラン(2023 - 2027)が2023年に策定されている. ●日本の黄色ブドウ球菌のメチシリン耐性率や大腸菌のフルオロキノロン耐性率は, 国際的にみても分離率が高い. ●ヒトに関するアクションプラン(2023 - 2027)の耐性菌に関する指標では, 新たにバンコマイシン耐性腸球菌(VRE)感染症の罹患数(80人以下: 2019年時点に維持)が追加された. ●ヒトに関するアクションプラン(2023 - 2027)の抗菌薬使用に関する指標では, "経口セファロスポリン系薬" が "経口第三世代セファロスポリン系薬", "静注抗菌薬" が "静注カルバペネム系薬" に改訂された. |
Practice | 薬学 |
Keywords |
- 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に803円(税込) です。