アブストラクト
Title | AWaRe分類の考え方, 活かし方 |
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Subtitle | 特集 AMR対策のためにどう介入する? "とりあえず広域抗菌薬" の減らし方 薬剤耐性菌の課題・対策を整理しよう |
Authors | 小泉龍士 |
Authors (kana) | |
Organization | 国立国際医療研究センター AMR臨床リファレンスセンター |
Journal | 月刊薬事 |
Volume | 67 |
Number | 2 |
Page | 201-206 |
Year/Month | 2025 / 2 |
Article | 報告 |
Publisher | じほう |
Abstract | 「Key Points」●WHO提唱のAWaRe分類は, 抗菌薬をAccess, Watch, Reserve, Not Recommendedに分類し, 薬剤耐性対策のための指標の一つである. ●諸外国のAccess使用率の中央値は67%であるが, 日本は2023年時点で23.23%と低水準であり, Watchの使用が大半を占めている. ●AWaRe分類は, シンプルに抗菌薬の使用状況を把握できるツールである. ●令和6年の診療報酬改定により, 本分類による抗菌薬使用状況に対する加算が設定された. ●AWaRe分類はいくつかの課題や検討すべき点はあるが, 国際比較が可能な有用な共通指標である. / 「AWaRe分類とは」AWaRe(アウェア)分類とは, 2017年に世界保健機関(WHO)より新たに提唱された薬剤耐性菌(AMR)対策における, 薬剤分類方法の一つである. 本分類では抗菌薬をおおまかに, 4つに分類し, 適正使用の代替指標として参照できる. |
Practice | 薬学 |
Keywords |
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