アブストラクト
Title | 第16回 外来がん治療 | みんなで考えよう! 抗がん薬による末梢神経障害 |
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Subtitle | 連載 領域別薬剤師ケースカンファレンス from KYOTO |
Authors | 野口裕介, 田渕祐輔, 板倉祥嗣, 川島悠吾 |
Authors (kana) | |
Organization | 京都第二赤十字病院薬剤部, 京都府立医科大学附属病院薬剤部, 京都第一赤十字病院薬剤部, 京都岡本記念病院薬剤部 |
Journal | 月刊薬事 |
Volume | 67 |
Number | 2 |
Page | 302-305 |
Year/Month | 2025 / 2 |
Article | 報告 |
Publisher | じほう |
Abstract | 「はじめに」抗がん薬による「しびれ」や「痛み」は, なかなか治りにくいのが現状です. 皆さんは化学療法誘発性末梢神経障害(chemotherapy induced peripheral neuropathy: CIPN)について, 患者さんに説明するときや, 患者さんから質問されたとき, どのようなことに気をつけていますか? 今回は, 抗がん薬の「治療導入前」, 「治療期間中」, 「治療終了後」の大きく3つの時期に分けて考えてみたいと思います. 2023年には「がん薬物療法に伴う末梢神経障害診療ガイドライン 2023年版 第2版」が発刊されました. その内容も踏まえて, ざっくばらんに意見交換していきたいと思います. 「抗がん薬の治療導入前編」のぐっちゃん: 患者さんにCIPNを説明したとき, 「治療が終わったら, しびれは治りますよね?」とか「がんを治すためだったら仕方ないです. 頑張ります!」なんて言われませんか? |
Practice | 薬学 |
Keywords |
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