アブストラクト
| Title | 第19回 造血器領域 多施設連携で解決! エプコリタマブのサイトカイン放出症候群・免疫エフェクター細胞関連神経毒性症候群対策を考えよう |
|---|---|
| Subtitle | 連載 領域別薬剤師ケースカンファレンス from KYOTO |
| Authors | 大坪達弥 |
| Authors (kana) | |
| Organization | 京都第二赤十字病院薬剤部 |
| Journal | 月刊薬事 |
| Volume | 67 |
| Number | 7 |
| Page | 1542-1545 |
| Year/Month | 2025 / 5 |
| Article | 報告 |
| Publisher | じほう |
| Abstract | 「はじめに」造血器腫瘍領域は, 特に医薬品の開発が盛んな領域です. そのため, 造血器腫瘍領域の対応をしている薬剤師は, 新規治療薬が発売されるたびに副作用対策の検討やマニュアルを作成されているかと思います. 今回は, エプキンリ(R)皮下注 (エプコリタマブ) という新規治療薬をテーマに, 副作用対策の検討を行った一例を紹介します. 「エプコリタマブの概要」エプコリタマブは, 再発または難治性の大細胞型B細胞リンパ腫 (びまん性大細胞型B細胞リンパ腫など), 再発または難治性の濾胞性リンパ腫に適応を有する薬剤です. 抗CD20モノクローナル抗体製剤を含む少なくとも2つの標準的な治療が無効または治療後に再発した患者に適応されます. 重大な副作用として, サイトカイン放出症候群 (cytokine release syndrome : CRS), 免疫エフェクター細胞関連神経毒性症候群 (immune effector cell-associated neurotoxicity syndrome : ICANS), 感染症, 血球減少, 腫瘍崩壊症候群進行性多巣性白質脳症が知られています. |
| Practice | 薬学 |
| Keywords |
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