アブストラクト
| Title | ポリファーマシー対策の現状の課題 |
|---|---|
| Subtitle | 特集 シンプルにはじめるポリファーマシー対策 総論 |
| Authors | 溝神文博 |
| Authors (kana) | |
| Organization | 国立長寿医療研究センター 薬剤部 / 長寿医療研修部高齢者薬学教育研修室 |
| Journal | 月刊薬事 |
| Volume | 67 |
| Number | 1 |
| Page | 15-20 |
| Year/Month | 2025 / 1 |
| Article | 報告 |
| Publisher | じほう |
| Abstract | [Key Points] ●臨床では, 薬物有害事象や服薬アドヒアランスの低下, 不要な処方, あるいは必要な薬が処方されないことや過量・重複投与など, 薬剤のあらゆる不適切な問題がポリファーマシーであるとされている. ●薬剤起因性老年症候群は, 食欲不振が多く, 処方カスケードにつながるリスクがある. ●高齢者総合機能評価 (CGA) を用いた包括的な評価は, 単なる薬剤の管理を超え, 患者中心の医療を実現するうえで欠かせない視点である. ●地域包括ケアの観点から多職種が協働して, 継続的な評価と処方見直しを行う体制構築が重要である. / 「はじめに」ポリファーマシーは高齢者医療における重要な課題の一つである. 高齢者の多くが複数の疾患を抱えるなか, 複数の医療機関や医師から処方された薬剤が重複し, 薬物有害事象や患者のアドヒアランス低下を引き起こす事例が少なくない. |
| Practice | 薬学 |
| Keywords |
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